鈴木歯科クリニック様インタビュー
今回は、これまで福わたしへの金銭的なご寄付や、物資集めといった形で支援を続けてくださっている「鈴木歯科クリニック」の鈴木喜之院長先生に、インタビューの機会を頂戴しました。
鈴木歯科クリニック様インタビュー内容
まず、福わたしを知ってくださったきっかけを教えてください。
3年前に、ふるさと納税を活用した支援で、その担当者からお礼を言われた時に、もっと自分たちでも子どもたちのために何かしたい!という気持ちが湧いてきました。そこでクリニックの佐藤マネージャーが『やまがた福わたし』の情報を見つけてきてくれ、ここだ!と即決でしたね。
支援の決め手は、何だったのでしょうか。
日頃から、「社会貢献活動などをクリニックのスタッフの中だけで終わらせたくない」という思いがありました。福わたしの活動について、入口のドアやホームページに活動報告や写真を貼っていることで、患者さんたちも受付で話題にしたり、フードドライブに参加したりしてくださいますし、地域に広げられることが大事だと思っています。
福わたしの強みや、魅力を教えてください。
伊藤代表とお会いして、そのホスピタリティが本当にすごいなと。最後までやり抜く、努力を積み重ねる姿勢に誠実さを感じています。私たちもこの活動から刺激を受け、スタッフが様々なことに興味を持ち出しました。私自身も、地域の状況を知る中で、“訪問歯科診療” という分野や、そこで必要とされる“他職種連携”に踏み出すきっかけを頂いたと感じています。
これから、活動報告などに期待することはございますか。
支援が、自分たちの自己満足で終わっていないのか、現場の声をもっと聞きたいと感じています。写真や動画が見られると実感しやすいと思う一方で、そこにはプライバシーの難しさもありますので、例えば、子ども食堂で私も一緒にご飯を食べるとか、スタッフの方にはお手間かもしれませんが、ニュースレターを敢えて持参してくださると、そこでお話も聞けて、良いかもしれませんね。
最後に、良い職場であるために意識していることを教えてください。
変に聞こえるかもしれませんが、「頑張りすぎない」ことでしょうか。自分が無理をして頑張ってしまうと、既に頑張ってくれているメンバーにも、「もっと頑張ってほしい」と要求してしまうことになります。少し余裕を持っていることが、共に働くスタッフにとっても、患者さんへの丁寧な応対にとっても大事と考えています。
これまでのご支援に加え、お話を聞かせて頂きありがとうございました。最後のお話はボランティア活動の持続性にも活きる話ではと感じ入りました。今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
文責:永田賢介(認定NPO法人アカツキ)